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2023年版 カナダ留学費用: 語学・ワーキングホリデー完全ガイド

カナダ留学・ワーホリ費用徹底解説

カナダは治安も良く、英語の発音も非常に綺麗なので、留学でカナダを検討されている方は非常に多いかと思います。

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ただ、語学留学やワーホリで渡航する場合どのくらいの費用がかかるのか気になる方も多いかと思います。

また、バンクーバーとトロントが人気なのは知ってるけど、費用に違いがあるのかも気になる人も多いですよね!

なので本記事では、留学先として大人気のカナダ留学にかかる費用や必要経費を徹底解説します。

語学留学やワーキングホリデーの費用、留学期間による費用の違い、都市別の生活費、節約方法などについて詳しく解説します。

予算やニーズに合わせた留学プランを立て、充実したカナダ留学生活を送りましょう。

学校費用の内訳

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ここでは、語学学校に通う場合にどういった費用が発生するのかを解説していきます。

(語学学校や受講するコースによって、下記に記載がない費用も発生する場合もありますので、あらかじめご留意ください。)

登録費

登録費は、留学先の学校への入学申込み時に支払う費用です。

また、登録費は通常入学申込み時に一度だけ支払えば良いです。

同じ学校でコースを変更や留学期間の変更で再度請求されることは基本的にはないです。

この費用は、学校が提供するサービスや設備の維持、学生へのサポート、入学手続きなどに充てられます。

授業料

授業料は、留学先の学校で受講するコースやプログラムによって異なります。

通常、週単位や月単位、または期間単位で設定されています。

より高度なプログラムは、通常より高い授業料が設定されています。

ただ、長期間のコースになると通常は短期間の場合の週単位や月単位の授業料より安くなる傾向が多いです。

教材費

教材費は、テキストブックやオンライン教材など、学習に必要な資料にかかる費用です。

これには、コースで使用される教科書やワークブック、オンライン教材へのアクセス料が含まれます。

これらの費用は、留学先の学校やプログラムによって異なります。

具体的な金額を把握するには、学校のウェブサイトやカタログを参照するか、直接学校に問い合わせるか留学エージェントに相談してみることが望ましいです。

また、割引制度や奨学金制度がある場合もありますので、事前に調査することが重要です。

生活費の内訳

ここでは留学中に発生する費用について解説していきます。

また各費用については、留学先人気都市別(バンクーバーとトロント)でもご紹介しているので、是非参考にしてみてください。

家賃

留学先での住居費です。

選択できる住居タイプには、ホームステイ、学生寮、シェアハウス、アパートメントなどがあります。

家賃は、立地や設備、部屋の広さ、シェアする人数などによって変動します。

バンクーバーとトロントの留学生が選ぶ住居タイプ別の平均家賃は以下の通りです。
(注意:これらの数字はあくまで目安であり、実際の家賃は物件や条件によって異なります)

バンクーバー

  • ホームステイ: 800 - 1,200 CAD/月
  • 学生寮: 600 - 1,500 CAD/月
  • シェアハウス: 600 - 1,200 CAD/月
  • アパートメント: 1,200 - 2,000 CAD/月

トロント

  • ホームステイ: 800 - 1,200 CAD/月
  • 学生寮: 800 - 1,600 CAD/月
  • シェアハウス: 600 - 1,200 CAD/月
  • アパートメント: 1,300 - 2,300 CAD/月

食費

食事にかかる費用です。

自炊をする場合、スーパーマーケットでの食材購入費用がかかります。

外食をする場合、レストランやファーストフード店での食事代がかかります。

また、外食の場合はチップも必要になります。

ホームステイを選択した場合、一部の食事(1日/3食提供されることが多い)が提供されることもあります。

バンクーバーとトロントの平均的な食費は以下の通りです。

バンクーバー

  • 自炊: 250 - 400 CAD/月
  • 外食: 10 - 20 CAD/食 (ファーストフード店)、25 - 60 CAD/食 (レストラン)

トロント

  • 自炊: 300 - 450 CAD/月
  • 外食: 10 - 20 CAD/食 (ファーストフード店)、30 - 70 CAD/食 (レストラン)

交通費

通学や買い物、観光などで利用する交通手段にかかる費用です。

バス、地下鉄、電車などの公共交通機関を利用する場合、定期券や回数券、一般乗車券が必要です。

自転車や徒歩での移動も選択肢のひとつです。

バンクーバーとトロントの交通費や定期の料金は以下の通りです。

バンクーバー

  • 公共交通機関 (バス・スカイトレイン): 大人向けのCompass Cardを購入し、1ゾーンの月額定期券で98 CAD/月
  • 交通手段による料金差はあるが、一般的な乗車券は2.40 - 5.90 CADの範囲内

トロント

  • 公共交通機関 (TTC: 地下鉄・バス・路面電車): プレストカードを購入し、月額定期券で156 CAD/月
  • 一般的な乗車券は3.25 CAD(プレストカード使用時)

保険

留学中の健康や安全を守るために必要な保険料です。

留学生向けの健康保険や旅行保険があります。

留学先の国や学校によっては、加入が義務付けられている場合もあります。

これらの生活費は、留学生が留学先での生活費を計算する際の参考となりますが、実際の費用は個人のライフスタイルや選択によって異なります。

また、物価の変動や為替レートの変化により、これらの数値も変動する可能性があります。

最新の情報を事前にリサーチして、予算を立てることが重要です。

生活費の節約方法

デメリット

留学中の節約方法も紹介していきます!

食費

  • 週末のファーマーズマーケットや安価なスーパーマーケットで食材を購入
  • クーポンやディスカウントアプリを活用する
  • 外食時はランチやハッピーアワーを利用する
  • 自炊で食費を節約し、健康的な食生活を送る

 交通費

  • 自転車や徒歩で移動することで交通費を節約
  • カーシェアリングサービスを利用する
  • 乗り換えが多い場合は定期券を利用する
  • 学生向けの割引制度を活用する

 その他の費用

  • 無料イベントや観光スポットを探す
  • 学生割引が適用されるサービスや商品を利用する
  • 通信費用を節約するために無料Wi-Fiを活用する
  • 早期予約や団体割引を活用する

これらの節約方法を活用することで、留学生は留学先での生活費を抑えることができます。

事前にしっかりとインターネットやSNSを使って調査して、自分に適した節約方法を見つけることが重要です。

留学中に賢くお金を使い、充実した留学生活を送りましょう。

現地の留学生や現地情報を提供するウェブサイトを参考に、費用節約の方法も検討すると良いでしょう。

語学留学の費用

月額料金

カナダに語学留学をした場合の費用について、以下に詳しく解説します。

期間は3ヶ月間、6ヶ月間、1年間で解説していきます。

現在、ご自身が検討されている留学期間と照らし合わせて参考にしてみてください。

短期留学(3ヶ月)の費用

短期留学は、語学研修や文化体験を目的として、1-3ヶ月間の留学を行います。この場合、費用は以下の通りです。

  • 学費:約1,000-3,000 CAD(語学学校の授業料、教材費、登録費)
  • ホームステイ費用:約600-1,200 CAD/月(2食または3食付き)
  • 航空券:約100,000-200,000円(往復、季節による)
  • 保険:約5,000-15,000円/月(留学生向け保険プラン)

合計費用:約5,000-11,000 CAD(約420,000円〜1,045,000円)

ポイント

3ヶ月間の留学は、仕事や学業の合間にも取り入れやすくて、時間が限られているけど海外で勉強したいって人にはぴったりです。

留学費用も抑えられるし、不安を感じる時間も短いから、初めての留学にもオススメです!

自分にとって留学が合っているかどうか、試す絶好の機会にもなります。

もし留学生活が気に入ったら、今度はもっと長期間の留学に挑戦するっていう選択肢もあるから、自分にぴったりの留学スタイルを見つけるチャンスでもあります。

中長期留学(6ヶ月)の費用

6ヶ月間の中長期留学では、語学力向上だけでなく専門知識の習得も可能です。6ヶ月間の留学費用は以下の通りです。

  • 学費:約4,000-8,000 CAD(語学学校の授業料、教材費、登録費)
  • 生活費:約5,000-10,000 CAD(家賃、食費、交通費、保険など)
  • 航空券:約100,000-200,000円(往復、季節による)

合計費用:約9,000-18,000 CAD(約720,000円〜1,440,000円)

ポイント

6ヶ月間のカナダ留学では、短期留学よりも長い期間現地で英語を使う機会が増えるため、日常会話やビジネス英語を含む幅広い英語力が身につきます。

専門用語なども自然に学ぶことができ、帰国後の就職活動やキャリアアップに役立てることも可能です。

また、6ヶ月間の留学では、クラスメートやホストファミリーとの関係が深まることで、国際的な友人やネットワークを構築できます。

これは、将来の海外での就職やビジネスチャンスに繋がるだけでなく、留学中に困ったときに助けてくれる友人が増えることも大きなメリットです。

ちなみに、6ヶ月間までの留学であれば、カナダの場合は学生ビザを取得必要がないです。

長期留学(1年間)の費用

1年間の長期留学では、さらに深い専門知識やスキルを身につけることができます。1年間の留学費用は以下の通りです。

  • 学費:約8,000〜15,000 CAD(大学や専門学校の授業料、教材費、登録費)
  • 生活費:約10,000〜20,000 CAD(家賃、食費、交通費、保険など)
  • 航空券:約100,000〜200,000円(往復、季節による)
  • 学生ビザ申請費用:約150 CAD(約12,000円)

合計費用:約18,150〜35,150 CAD(約1,452,000-2,812,000円)

ポイント

1年間の留学のメリットは、しっかりとした語学力を身につけられることです。

長期間現地にいるから、日常会話だけじゃなくて、専門用語やビジネス英語なんかも自然に学ぶこともできます。

そして、1年間も現地で過ごすから、現地の文化や習慣を本当に深く理解できるようになります。

さらに1年間の留学は、友達や現地の人たちとのつながりも長くて深いものになるから、人間関係がぐんぐん広がります。

ちなみに、6ヶ月以上の留学であれば、カナダの場合は学生ビザを取得必要があるので、渡航前にビザを取得する必要があります。

ワーキングホリデー(ワーホリ)の費用

大人気のワーキングホリデー(ワーホリ)の費用について、以下に詳しく解説します。

カナダのワーキングホリデーは30歳までにビザを取得する必要がありますので、あらかじめご注意ください。

カナダへの渡航はビザ発給日から1年以内なので、年齢ギリギリで申請された方は31歳でワーキングホリデービザでカナダに渡航される方もいます♪

初期費用

以下にワーキングホリデーで必要になる初期費用を記載しましたので、是非参考にしてみてください。

  • ビザ申請費: カナダのワーキングホリデービザ申請費は、おおよそ150 CADです。
  • 航空券: 出発地と時期によって変動しますが、日本からカナダまでの往復航空券は、おおよそ100,000 - 200,000 円です。
  • 保険: ワーホリ参加者は、渡航前に医療費や賠償責任をカバーする保険に加入することが求められます。保険料は、プランや期間によって異なりますが、おおよそ30,000 - 100,000 円程度です。
  • 語学学校費:語学学校に通われる方は、学費が必要になります。
    カナダのワーキングホリデービザの場合は、最長で6ヶ月間語学学校に通うことができます。
    学校に通う予定がない方は、必要ないです。

仕事探しや手配にかかる費用

意味

  • 履歴書作成: 無料のテンプレートやサンプルを利用して自分で作成する場合は、費用はかかりません。プロに依頼する場合は、費用が発生しますが、その範囲は幅広く、数千円から数万円程度です。
  • 職業紹介所登録費: カナダでは、一部の職業紹介所が登録費を請求することがありますが、多くは無料で利用できます。登録費が必要な場合でも、通常は100 CAD以内です。

ワーキングホリデーでは、アルバイトや仕事をしながら現地での生活費を賄うことができますが、最初の数週間は仕事が見つからない可能性もあるため、初期費用や緊急時の費用を含めた充分な予算を用意しておくことが重要です。

また、現地での生活スタイルや選択によって、実際の費用は変動することがあります。

まとめ

カナダ留学の費用や準備について、詳しく解説していきました。

語学留学やワーキングホリデー(ワーホリ)にかかる費用、留学期間による費用の違い、留学前に押さえておきたい必要経費などをしっかり事前に理解し、自分に合った留学プランを立てて置くことがおすすめです!

留学は費用がかかりますが、事前にリサーチと準備をしっかり行うことで、予算内で充実した留学生活を送ることができます。

この記事を参考にして、是非自分に合った留学プランを立ててみてください。

もう少し詳しく留学について知りたい方は、是非一度留学エージェントの無料相談に行ってみることがおすすめです!

  • この記事を書いた人

ken

☑10年間の留学カウンセラー歴
☑総合旅行業務取扱管理者
☑JAOS認定留学カウンセラー
☑語学アドバイザー
☑TOEIC910点
☑2年間カナダ留学
☑英語コーチング事業の立ち上げ

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