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【similar / alike / resembleの違い】意味や使い方を徹底解説!

英語で「似ている」と表現する際に皆さんは、どの英単語を思い浮かべるでしょうか?
「similar」、「alike」、「resemble」などを思い浮かべる方も多いですよね!

ただ、「similar」、「alike」、「resemble」の意味違いやそれぞれの正しい使い方をご存知でしょうか。
それぞれ似たような意味を持つ英単語なので、意味や使い方がゴチャゴチャになっている方も多いかと思います。

今回は「similar、alike、resembleの意味違い」や「それぞれの意味と正しい使い方」を解説していきます♪
この記事を読めば、正しく3つの単語の違いを理解し、正しく使い分けることができるようになります!

similar / alike / resembleの意味の違い

早速、「similar」、「alike」、「resemble」の意味と品詞の違いをご紹介します。

  • similar:同じではないが、似ている【形容詞】
  • alike:限りなく同じで、似ている【形容詞】
  • resemble:見た目や性質が似ている【動詞】

similarとalikeは、同じ形容詞ですが少し意味のニュアンスが異なります。
また使い方も異なってきますので、後ほど紹介していきます。

特にresembleは、動詞で他の2つとは使い方が異なってきますので、しっかりと理解して使い分けることが重要です。

similarの意味と使い方

similarは形容詞で「似ている」という意味で、ニュアンスは「同じではないが、似ている」という意味になるので覚えておきましょう♪

similarは名詞の直前で使うことができるのが特徴です。

例文

I have a similar hobby to him.
(私は彼と似た趣味をもっています。)

よく使われるsimilarの熟語を紹介します。

・similar in〜(〜という点が似ている)
・similar to〜(〜が似ている)

これだけだと、似ているので分かりづらいと思うので例文を用いて使い分け方法を解説します。

例文

similar in〜の例文
Apples and oranges are similar in shape.
(りんごとみかんは形が似ています。)

例文

similar to〜の例文
His personality is similar to mine.
(私は彼と性格が似ています。)

続いて、similarは冠詞の”the”を前につけることはできないので注意が必要です。
似たものが複数ある可能性がある際に利用するのがsimilarで、”the”は特定のものを指すので使用できないです。
similarの前につく冠詞は”a”に必ずなります。
例文を用いて解説します。

OK

A can be solved in a similar way to B.
(Aは、Bと同じ方法で解くことができます。)

NG

A can be solved in the similar way to B.
(Aは、Bと同じ方法で解くことができます。)

alikeの意味と使い方

alikeは形容詞で「似ている」という意味で、ニュアンスは「限りなく同じで、似ている」という意味になるので覚えておきましょう♪

alikeは、名詞の直前で使うことができないので注意が必要です。
alkeとsimilarの違いでもありますね♪(similarの場合は名刺の直前に使うことができます。)

例文

I and my sister are very alike.
(私と妹は、とても似ています。)

alikeは、名詞の直前で使用できないですが、similarと同じ意味の表現をすることができます。
下記の例文は、similarで表現した英文とalikeで表現した英文ですが、同じ意味になります♪

OK

・I and he have similar character.
・I and he are alike in character.
(私は彼と性格が似ています。)

alikeを使う際は、名詞ではなくin characterを利用すれば、同じ意味の英文を表現することができます。
下記のような表現はできないので、ご注意ください。

NG

・I and he are alike character.

resembleの意味と使い方

resembleは動詞で「似ている」という意味になります。
これまでご紹介したsimilarやalikeとは、品詞が異なりますので使い方も異なってきます。

早速例文をいくつか用いて、使い方を解説します。

例文

I resemble my mother
(私はお母さんに似ています。)

例文

She resembles a famous Japanese actress.
(彼女は有名な日本の女優に似ています。)

例文

I resemble my father in that I am short.
(私が背が低いという点でお父さんと似ています。)

例文をご覧いただいて分かる通り、resembleは見た目や性質が似ている際に利用されます。
また、resembleは他動詞になるので、必ずresembleの後は目的語が入ることも覚えておきましょう♪

「look like」とよく使い方を迷われる方もいますが、look likeは見た目や性質だけではなく雰囲気や感覚が似ている際にも利用できます。
なので、日常生活では”resemble”よりも”look like”を耳にすることは多いですね!

まとめ

「similar」、「alike」、「resemble」の3つの意味の違いと正しい使い方を解説してきましたが、理解が深まりましたでしょうか。

改めて、それぞれの意味と使い方をまとめます。

ポイント

similar
・意味:同じではないが、似ている
・品詞:形容詞
similarの前につく冠詞は必ず”a”
alike
・意味:限りなく同じで、似ている
・品詞:形容詞
名詞の直前にalikeは使えない
similar
・意味:見た目や性質が似ている
・品詞:動詞
resembleの後は目的語が入る

品詞の違いだけではなく、しっかりとニュアンスまで理解をしていないと使い分けることはできないので、今回解説した内容は是非覚えておくことをオススメします♪

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  • この記事を書いた人

ken

☑10年間の留学カウンセラー歴
☑総合旅行業務取扱管理者
☑JAOS認定留学カウンセラー
☑語学アドバイザー
☑TOEIC910点
☑2年間カナダ留学
☑英語コーチング事業の立ち上げ

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