【fewとlittleの違い】意味や使い方、”a”がある場合とない場合を徹底解説！

英語で「少し」と表現する際に皆さんは、どの英単語を思い浮かべるでしょうか？
「few」、「little」などを思い浮かべる方も多いですよね！

ただ、「fewとlittle」の意味違いやそれぞれの正しい使い方をご存知でしょうか。
また、「fewとa few」、「littleとa little」の意味違いを正しく理解していますでしょうか。
それぞれ似たような意味を持つ英単語なので、意味や使い方がゴチャゴチャになっている方も多いかと思います。

今回は「few、a few、little、a littleの意味違い」や「fewとa few / littleとa littleの使い分け」「それぞれの意味と正しい使い方」を解説していきます♪
この記事を読めば、正しく2つの単語の違いを理解し、正しく使い分けることができるようになります！

「fewとlittle」、「a fewとa little」の意味の違い

「few」と「little」、「a few」と「a little」の意味の違いについて解説します。
少しややこしく感じる方もいるかと思いますが、違いは非常にシンプルなのでしっかり抑えておきましょう！

「few」と「little」の意味の違い

早速、「few」と「little」の意味の違いをご紹介します。

2つともに同じ「ほとんどない」という意味にはなりますが、使い方が異なります！

同じような意味ですが、使い方が全く異なりますので、しっかり理解して適切に使い分けることが重要です。

「a few」と「a little」の意味の違い

続いては、「a few」と「a little」の意味の違いをご紹介します。

2つともに同じ「少しある」という意味にはなりますが、“a”が直前につかないときと同様に使い方が異なります！

「few」、「little」と 同じような単語ですが、"a"が直前に付くだけで意味が全く異なりますので、しっかり理解して適切に使い分けることが重要です。

「fewとlittle」、「a fewとa little」の使い分け

「fewとlittle」、「a fewとa little」の使い分けについて解説します。
使い分けのポイントさえ覚えることができれば、今後使い分けでも迷うことはなくなります！

fewとlittleの使い分け

「few」と「little」は、「ほとんどない」という意味になり、否定的な表現で使います。
意味は同じですが、使い分けは正確に決められています。

fewとlittleの使い分けは、「可算名詞を修飾する」のか「不可算名詞を修飾する」で判断します。
例文を用いて解説します！
まずは、fewを用いた例文です。

2つの例文ともに、数えられる可算名詞（people/umbrellas）を修飾しているので「few」を使います。

続いて、littleを用いた例文です。

2つの例文ともに、数えられない不可算名詞（knowledge/rain）を修飾しているので「little」を使います。

a fewとa littleの使い分け

「a few」と「a little」は、「少しある」という意味になり、肯定的な表現で使います。
意味は同じですが、使い分けは正確に決められています。

a fewとa littleの使い分けは、先程と同様で「可算名詞を修飾する」のか「不可算名詞を修飾する」かで判断します。
では、例文を用いて解説します！
まずは、a fewを用いた例文です。

2つの例文ともに、数えられる可算名詞（days/questions）を修飾しているので「a few」を使います。

続いて、littleを用いた例文です。

上記の例文は、数えられない不可算名詞（Korean）を修飾しているので「a little」を使います。

上記の例文は、動詞（tired）を修飾しているので、「a little」を使います。

「fewとa few」、「littleとa little」の使い分け

「few」と「a few」、「little」と「a little」の使い分けについて解説します。
しっかりと理解して、適切に使い分けないと、意味が全く異なってきます。

例文を用いて、解説していきます！

fewとa fewの使い分け

「few」と「a few」の意味は、真逆の意味になります。

使い方は、両方とも可算名詞を修飾するので、数えられる名詞を修飾したい際に使います。

では、例文を用いて似たような英文を紹介します。

上記の例文でも分かる通り、意味が真逆の意味になってきます。
今回の場合は、「friend＝可算名詞」を修飾しているので、fewもしくはa fewを使います。

上記の例文も意味が全く異なってきていることが分かりますね。
今回の場合は、「book＝可算名詞」を修飾しているので、fewもしくはa fewを使います。

littleとa littleの使い分け

「little」と「a little」の意味も、「fewとa few」同様で真逆の意味になります。

使い方は、両方とも不可算名詞を修飾するので、数えられない名詞を修飾したい際に使います。
また、副詞として動詞や形容詞を修飾する際にも使うことができます。

では、例文を用いて似たような英文を紹介します。

上記の例文は、「money＝不可算名詞」を修飾しているので、「little」、「a little」を使います。
"a"が付かない場合は、否定的な表現になっていることが分かりますね♪

上記の例文は、「before the bus leaves」を修飾しているので、「little」、「a little」を使います。
”a”をつけないだけで、全く意味は異なってきますね。

まとめ

「few」、「a few」「little」、「a little」の4つの意味の違いと正しい使い分けを解説してきましたが、理解が深まりましたでしょうか。

改めて、それぞれの意味と使い方をまとめます。

意味をそのまま覚えるだけではなく、しっかりと使い方まで理解をして置くことが大切です！
似たような英語で使い方や意味が異なる英語はたくさんあります。