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【tooとenoughの違い】意味や使い方を徹底解説!

英語で「十分な」と表現する際に皆さんは、どの英単語を思い浮かべるでしょうか?
「too」、「enough」を思い浮かべる方も多いですよね!

ken

ただ、「too」、「enough」の意味違いやそれぞれの正しい使い方をご存知でしょうか。
それぞれ似たような意味を持つ英単語なので、意味や使い方がゴチャゴチャになっている方も多いかと思います。

今回は「tooとenoughの意味違い」や「それぞれの意味と正しい使い方」を解説していきます♪
この記事を読めば、正しく2つの単語の違いを理解し、正しく使い分けることができるようになります!

「too」の意味と使い方

「too」の意味と使い方を解説していきます。

「too」は副詞になりますが、どの単語の前に置くかによって、ニュアンスも少し異なってきますので、しっかりと理解して置くことが大切です♪

「too」+形容詞

「too」は形容詞の前に置くことによって、以下の意味になります。

  • 「あまりにも」
  • 「〜すぎる」

では、例文も使って解説していきます。

例文

I'm too tired from work today to cook for myself.
(今日は仕事で疲れすぎて、自炊ができません。)

この例文は、”tired=形容詞”の前に置かれていることが分かりますね。
「too 形容詞 to 動詞」で「〇〇すぎて、〜できない」という意味になります。
この使い方は、否定的な表現方法になるので、しっかり覚えておきましょう♪

例文

This problem is too difficult for me to solve.
この問題は、私にとって難しすぎて解くことができません。

この例文は、”difficult=形容詞”の前に置かれていることが分かりますね。
「too 形容詞 for 人 to 動詞」で「〇〇すぎて、〇〇(人)にとって、〜できない」という意味になります。
この使い方も、よく使われる表現方法なので、しっかり抑えておきましょう♪

「too many」と「too much」の使い分け

続いては、よく日常会話やビジネスシーンでも使われる「too many」と「too much」の使い方について解説していきます。

「too many」と「too much」の意味をご紹介します。

たくさん、多すぎる、〜過ぎる

「too many」と「too much」の使い方は下記のとおりです。

ココがポイント

  • too many:可算名詞の前に置く
  • too much:不可算名詞の前に置く

可算名詞と不可算名詞の違いも解説します♪

可算名詞とは、数えられる名詞のことを指します。
例えば、本や動物、友達など英語で数えられる名詞を可算名詞と言います。

不可算名詞とは、数えられない名詞を指します。
例えば、お金や水、電気など英語で数えられない名詞を不可算名詞と言います。

非常にシンプルなので、必ず覚えておきましょう!
可算名詞と不可算名詞によって、使い方が異なる英単語は他にもあります。
気になる方は、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください♪

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では例文を用いて、解説していきます。

例文

There are too many people in this tourist area.
(この観光地は人が多すぎます。)

この例文は、”people”の前に置かれていることが分かりますね。
「people(人)」は数で数えられるで、可算名詞で「too many」を使います。
peopleは数えられないと感じられる方もいるかも知れませんので、少し解説します!

さらに詳しく

peopleの意味は人々=つまリ人の集合体(複数人がいる)になるので、複数形になります。
1人という意味の英語はpersonで表現できますよね♪

personの複数形がpeopleという表現になりますので、この機会に覚えておきましょう!
(※厳密に言うと、personsと複数表現にすることもありますが、personを複数形で表現する際は、peopleと表現するのが一般的です。)

では、続いて「too much」を例文を用いて解説します。

例文

I have too much homework for the summer vacation.
夏休みの宿題が多すぎます。

この例文は、”homework”の前に置かれていることが分かりますね。
「homework(宿題)」は数では数えられないで、不可算名詞で「too much」を使います。

homeworkは数えられると感じられる方もいるかも知れませんが、homeworksと複数形にはできないので、不可算名詞になります。

文末に置く「too」

文末に「too」を用いることもあります。
その際の意味は、「〜も、同様に」となります。

文末に用いる「too」は会話文でよく表現されるので、会話の例文を用いて解説します!

例文

Aさん:I like this movie!(僕は、この映画好きなんだよね!)
Bさん:Me too! / I like too!(私もです!/私も好きです!)

今回の例文のように、肯定的な意味に対して同意する場合は「too」を使って表現します。

ただ、否定的な意味に対して同意する場合は、「too」ではなく「neither」や「either」を使って表現します!
こちらも例文を用いて解説します。

NGな例文

Aさん:I don't like horror movie!(僕は、ホラー映画が好きではないです)
Bさん:Me too! / I don't like too!(私もです!/私も好きではないです!)

今回の例文は、否定的な意味に対して同意しているので、「too」を使って表現はできません。

OKな例文

Aさん:I don't like horror movie!(僕は、ホラー映画が好きではないです)
Bさん:Me neither! / I don't like either!(私もです!/私も好きではないです!)

今回の例文は、否定的な意味に対して同意しているので、「neither」や「either」を使って表現します!
日常でも非常によく使う表現方法なので、頭の中をしっかり整理しておくことが重要です♪

「enough」の意味と使い方

「enough」の意味と使い方を解説していきます。

「enough」どの形容詞か副詞かによって、enoughを置く場所も異なってきますので、しっかりと理解して置くことが大切です♪

「enough」+名詞(形容詞としてenoughを使う)

「enough」は形容詞として使う場合、名詞の前に置くことによって、以下の意味になります。

十分な〇〇

では、例文も使って解説していきます。

例文

I did not get enough sleep last night.
(昨夜は十分な睡眠ができませんでした。)

この例文は、”sleep=名詞”の前に置かれていることが分かりますね。
(sleepは動詞での表現が一般的ですが、名詞で”睡眠”と表現することができます。)

「enough +名詞」の最も基本的な使い方になります。

例文

There are enough eggs in the fridge to make scrambled eggs.
(冷蔵庫の中には、スクランブルエッグを作るために十分な卵があります。)

この例文は、”eggs=名詞”の前に置かれていることが分かりますね。
enough+名詞でegg(卵)は可算名詞になるので、必ず複数形になります。

ここはよく間違える要注意ポイントで、TOEICのテストでも頻出されているので、しっかりここで覚えておきましょう!
enough + 可算名詞:必ず可算名詞は、複数形になる。

ココがポイント

不可算名詞の前にもenoughを置くことはできますが、不可算名詞には複数形はないので、可算名詞の場合は注意!

また、今回の例文は「enough+名詞+to+動詞の原型」になっているので、「△△するために十分な〇〇」という意味になります。
「enough+名詞+to+動詞」の場合は、動詞はto不定詞になることを理解しておくことが大切です。

形容詞+「enough」(副詞としてenoughを使う)

「enough」は副詞として使う場合、形容詞の後に置くことによって、以下の意味になります。

十分に〇〇

では、例文も使って解説していきます。

例文

He is not old enough to drink.
(彼はお酒を飲むのに十分な年齢ではないです。)

この例文は、”old=形容詞”を修飾していることが分かりますね。
「形容詞+enough + to +動詞(不定詞)」の構文になります。

例文

Today's weather is warm enough for a walk.
(今日の天気は散歩するには、十分暖かいです。)

この例文は、”warm=形容詞”を修飾していることが分かりますね。
「形容詞+enough + for +名詞」の構文になります。

まとめ

「too」と「enough」の2つの意味の違いと正しい使い方を解説してきましたが、理解が深まりましたでしょうか。

改めて、それぞれの意味と使い方をまとめます。

ポイント

  • too
    • too+形容詞:「あまりにも」、「〜すぎる」
      • too 形容詞 to 動詞:「〇〇すぎて、〜できない」
      • too 形容詞 for 人 to 動詞:「〇〇すぎて、〇〇(人)にとって、〜できない」
      • 否定的な表現方法
    • 「too many」と「too much」:「たくさん」、「多すぎる」、「〜すぎる」
      • 「too many」:可算名詞の前に置く
      • 「too much」:不可算名詞の前に置く
    • 文末に置く「too」:「〜も」
      • 肯定的な意味に対して同意する表現方法
      • 否定的な意味に対して同意する際は、「neither」や「either」を使う
  • enough
    • enough+名詞:十分な〜
      • enough + 可算名詞:必ず可算名詞は、複数形にする
    • 形容詞+enough:十分に〜
      • 形容詞+enough + to +動詞(不定詞)
      • 形容詞+enough + for +名詞

意味をそのまま覚えるだけではなく、しっかりとニュアンスまで理解をしていないと使い分けることはできなです。
今回解説した内容は、TOEICや英語の各種試験でも頻出問題として出てきたり、日常生活でもよく使える表現なので、しっかり覚えておきましょう♪

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  • この記事を書いた人

ken

☑10年間の留学カウンセラー歴
☑総合旅行業務取扱管理者
☑JAOS認定留学カウンセラー
☑語学アドバイザー
☑TOEIC910点
☑2年間カナダ留学
☑英語コーチング事業の立ち上げ

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